安心をいつまでも「医療と福祉」


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総合病院を機能分担し、持続可能な地域医療システムを構築します
地域医療の要である市民病院の経営は極めて厳しい状況にあります。また、人口減少の中、同じ高岡医療圏の総合病院と共倒れになるリスクも指摘されています。高岡市の医療システムを持続可能にする生き残り策は、他の総合病院と機能分担を行い、役割分担を明確にすることです。難しい問題だからこそ、利用者、市民の声をし っかり伺いつつ、市がしっかり主導していく必要があると考えています。
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安心の地域医療・介護のための、関連機関の連携を深めます
医療 スタッフ、介護スタッフの不足等により、地域の医療・介護サービスが揺らぎつつある今こそ、医療機関や関係機関・団体との連携を深める必要があります。急性期(かかりつけ医)から高度医療、リハビリ、在宅医療、療養、介護まで、切れ目のない支援体制を整え、市民の命と健康、安心を支える「地域に根ざした医療・介護」の維持・強化を力強く進めます。
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あたたかみある福祉が充実するまち、「やさしい高岡」を実現します
子育て・教育、就労、医療・介護など暮らしのあらゆる場面で、経済状況、健康状況、障害の有無、家庭環境、年齢、性別、国籍などいかなる属性によらず、すべての人が尊重され、自分らしく生きられる「やさしい高岡」の実現を目指します。
どんなことで当事者になるかわからないからこそ、苦しくなったとき、困ったときに、行政が支援できるよう、相談支援体制を強化します。
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生活の自立を支援する居住支援事業など、セーフティネットを強化します
生活に困窮する多くの方が直面するのが、「住まいを見つけるのが困難」という問題です。生活に困っている状況で住まいがなくては、さらに追い詰められてしまうことになります。また、DVなど家庭内の問題や災害から逃れるための「シェルター」として住まいを提供することも大切です。
そのような方に住まいを提供し、自立を支援する居住支援事業など、セーフティネットを強化します。
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「孤独死ゼロ」を目指し社協、民生委員、地域との連携を強化します
高齢者が安心して暮らせる地域を目指し、孤独死の未然防止に取り組みます。社会福祉協議会や民生委員などが連携を深めると同時に、ご近所コミュニティ全体で見守る仕組みを目指します。多様な関係者が、お互いのプライバシーを尊重しつつ、つながり合うことで、日常の小さな変化にも気づける温かな地域づくりを推進します。